「なーカスミってどんなやつが好きなんだ?」

「そうねー・・・とりあえずあたしより強い人が良いなー」



そう言われたのがもう七年も経つ



あの頃はまだトレーナーとしてのなりたてで

一緒に修業をして勝負をしても勝つのがギリギリだった 



彼女は幼い頃から「ジムリーダー」という肩書きがあった 



釣り合わないて思ってたのに

今は違うオレは「リーグチャンピオン」て肩書きができた

なのに・・・





「レッド?」



気づいたら彼女を自分のベッドに押し倒してた 



「何でそんなこと言うんだよ?」



感情を抑えたが、彼女を抑えてる力が強くなったのを感じた



彼女はオレを怖がってるのも感じた 



「だって・・・チャンピオンのレッドにあたしなんかふさわしくないよ・・・」



だから



私が好きだって言わないでと



本当はそんなこと気にしてないのを知ってる

彼女は優しいから 

オレを想ってる人を傷つけたくないてことぐらいも

知ってる



でも・・・



「あのさ、おまえ七年前なんて言ったと思う?」

「へ?」





「好きな人はあたしより強い人が良いって言ったんだよ」



そうだっけ?

みたいな顔をした



「釣り合わないなんて次また思ったら、本気で怒るからな」



押し倒してた彼女から離れ

自分が落ち着くまで彼女に触れないように背を向けた





「ごめんなさい」



と沈黙した中零れた一言

驚いて振り向こうとしたら



彼女は俺の背中に顔をうずくまった 





「本当は大好きでたまらないのに

嘘ついてごめんなさ・・・」





その言葉で我慢が途切れ

彼女をおもいっきり抱きしめた





そしたら彼女が





「あたしよりも強い人なんてのも嘘・・・あたしはその時から・・・」





気づいたらその言葉を自分の唇で彼女の唇をふさいでいた。























私はその時からレッドが好きだったよ