レカス SS2

寒い・・・
部屋の窓から外を見てみたら 
雪が降っていた・・・通りで
水ポケモンが泳いでたプールの水の温度が気になったけど 
室内だし、たぶん大丈夫だろうと
読んでいた本に目を戻したが

「お嬢さまー!」

メイドに呼ばれてまた我に帰った

「どうしたの?」
「レッドさまがお見えですが・・・」

どーします?
という顔で伺われ

「いいわ、上げさせて」

本をソファーに置いて玄関の入口で待つ友人を迎えた

「で、どうしたのこんな夜遅くに?」

ちょうどレッドはメイド達が持ってきたタオルで
雪で濡れた体を拭いてた

「ちょうどマサラに帰ろうと思ったとこで雪降って来ちゃって
さすがにプテをこんな雪の中で
飛ばしてたらかわいそうになってちょうどハナダが近かったし
カスミん家ならオレ一人増えても大丈夫だろーなて」

「まー別にいいけど」

少し呆れたが、やっぱちゃんとポケモンのことを考えてる 
私はそんなレッドが好き・・・

「ほら、部屋用意してあげるからその間お風呂入ってきちゃって」
「おう、サンキュー!」


一応レッドをお風呂場まで案内している間に
レッドが泊まる部屋をメイドに用意してもらった 
「じゃあ、何か必要だったらよんで頂戴」
「ああ、なんか色々サンキュー」

そっと扉を閉め出て行った
ちなみに我が家のお風呂は 
プールの近くにあるシャワー室、私の部屋の近くのシャワー室と
今レッドを案内した大浴場 
今日は柚子湯にしたから体がちゃんと温まると良いな・・・

いけない、タオルを渡し忘れた!

急いでお風呂場に戻り
ドアをノックした

「レッドごめん、タオル!!」
『あーいいよ、そのまま入って置いといて』

「あ、うん」

ドアを開けたら上半身だけ裸のレッドが・・・

「なんで脱いでるのよ!!」

「いや、だって風呂に入ろうと・・・」
「そうだったね・・・じゃあ、ここに置いとくから、ごゆっくり!」



男の上半身て見慣れてるはずなのに・・・
顔赤かったかなー・・・
変に思われたかなー


穴があったら入りたいて思いながら
部屋に戻った





しばらくたって
私も寝間着に着替え自室のベッドの中で
眠くなるまで本を読んでいたら
コンコンとノックの音がした

「入って良いわよ」

と返事をしメイドの一人かと思いきや
バスローブ姿のレッドだった・・・


「よっ」
「どうしたの?、もう寝たかと思ってた」
「オレも同じく」


「「・・・」」

私達は沈黙になって
レッドはそのまま私のベッドに腰掛けた 


「なんつーか、部屋が広すぎると変に落ち着かなくてな」

「あら、それは以外」
読んでいた本にしおりを挟んで意識をレッドに集中させた



「ココアか温かいものでも飲む?」

ベッドから出ようと思ったら
「いいよ、そこまで気使ってもらわなくても」

と止められた
次の瞬間


「レッド何してんの・・・」
「カスミのベッドめっちゃ気持ちいいな!」

モゾモゾと私のベッドに潜り込んできた
別に三人ほど一緒に寝ても窮屈しないから
一緒に寝るのはどうってことないが
だからって

「勝手に入ってくるな!」


蹴っ飛ばそうと思ったが

今日は疲れすぎてどうでも良くなってしまった

蹴られるかと思ったレッドはきょとんとした顔でこっちを見てきた

「もう疲れすぎて、レッドを蹴っ飛ばす元気すらないわ」


ゴロンとレッドが向いていない方向を向いて
部屋の電気をコントローラで消した

暗くなってしばらく沈黙だったけど、
レッドが優しい声で沈黙を破った


「寒いと人肌って、暖かいもんだな」

「そうね・・・」

暖かいのと同時に安心するのも感じた

「レッド」
「ん?」


「おやすみなさい」

おやすみぐらいはレッドの顔を見ようとレッドを向いたら

ぎゅっとされ耳元で

「おやすみ」
て言われた

顔が熱い
今起きた状況が信じられない

どうか今までのことが夢じゃないように・・・

夢であればもう少し見させてください。