レッド&ブルー

「お金ならいくらでもある、だから外の世界を見せて!」



たまたまという訳ではないが、犯行予告を出して 

盗みにきたお屋敷

目の前にはこのお屋敷のお嬢様



「ちょ、お前何言って・・・」

「冗談じゃないわ!この屋敷の欲しいもの何でもあげるから、私を連れ出して!」



オレはちょうどバルコニーの柵の上から

そのお嬢様とやらを見下ろしていた

だけど何故かそのまっすぐな蒼い瞳をみて

吸い込まれそうになった



「後から後悔してもしらねーぜ?」



とても強い瞳だった

決意をして

そのお嬢様の手を掴んだ 

「ご忠告どーも」



掴み返された手は俺達を共犯者として結んだ



「それでお嬢様、名前は?」

「あら、盗みにきたお屋敷の主の娘の名前を知らないなんて情報収入不足なこと」



たしかに・・・



「私の名前はブルー、パレット家長女ブルーよ」



身を赤で染めている怪盗さんは?

と返された



「レッド、今は怪盗ファイアだけどな」



「じゃあレッドこれからはよろしく」



「で、おまえの本当の目的はなんだ?」



感づかれたことに対してびっくりしたのか

目を大きく開けこっちを見てきた

オレは、たぶんこいつは外の世界じゃなくて、何か違うものを見たいて感じてたからだ



フッと笑うかのように



「お金では買えない欲しい緑色のお宝があるのよ」



「そっか」



「でも、あなたもそんなところでしょ?」



何のことだと聞いたところ



「盗んでも盗んでも満足しないあなた、本当の目的は?」





答えようとしたら

ドンとこのお嬢様の部屋の扉が開いた 



緑色の瞳をした男と朱色髪の女性がたくさんの警備員を連れて

部屋の中を押し込んできた



「怪盗ファイア、今日こそ大人しく捕まりなさい!!」

朱色髪の女性が叫んだが

叫ぶ同時にオレは煙幕を放ち



ちょうど部屋の外に用意してあった

気球に乗りお嬢様と共に逃げた



二人ともいきなりの出来事に息が上がったが



「おまえが言う緑色の宝てあいつのことか?」

一瞬図星かと思ったように見せかけお嬢様は



「こっちも同じことを言わせてもらうは あなた朱色の髪の子好きなんでしょ?」



ニヤと言われた

そんなに分かりやすかったのか・・・

オレは照れながらこの危機的状況から脱出する事をとりあえず考えた